小学生の指導

小学

1.繰り上がり繰り下がり

中学生でも高校生でも問題を解くときに1問にかかる時間が長いと、繰り返し解きたくなくなります。その結果,練習不足になり試験で思った点になりません。

計算を速くする第一歩は繰り上がり繰り下がりの考え方です。

繰り上がり

2+7なら9というのは繰り上がりが起きません。

3+7なら10になり繰り上がります。

たして10になる組み合わせが肝心となります。

1と9

 

2と8

 

3と7

 

4と6

 

5と5

当たり前ですがとても大切です。

両手を開いて、指を3本下げると残りは7です。4つ下げると残りは6です。

すぐに出るように何度も訓練してください

繰り上がる足し算の考え方

6+8はいくつでしょうか?

ちゅっぷ
ちゅっぷ

ひっ算します!

大丈夫ですよ。まず6と8の2つの数字のうち大きい方を考えます

ちゅっぷ
ちゅっぷ

8です

次に8に何をたすと10になるか考えます

ちゅっぷ

2です

6を4+2に変形してください。+8=4+2+8として2+8を10にする。

ちゅっぷ

4+10で14になりました。

7+8=5+2+8=5+2+8=5+10=15

繰り下がりのひき算

15-8はいくつでしょうか

まぶら

15を5+10に変形して15-8=5+10-8で10-8は2だから5+2で7です。

15-8=5+10-8=5+10-8=5+2=7

このように数字を崩して考えると簡単になります。

この考え方はかけ算や割り算でも利用します。中学生や高校生になっても使います。