なぜ自分で命をとることはいけないのか

text on white background 自己啓発

自決するのは自分の自由だと考えてしまってるかたもいます。

最後まで責任を持つ

高校受験や大学受験に合格したとしまいます。

しかし思っていた生活と違っていたり、オープンキャンパスや説明会の内容と異なると感じて

学校をやめしまいます。

「やめるのは自由だ」

自由です。何をするのも自由です。

大人ですしその後の生活も自分でしなければなりません。

やめてはいけない理由をあげるとすると、入学金、授業料を出すのは親なので親に申し訳ないということだと思います。

ですがやめてはいけないのは、そういった理由だけではありません。

入学試験を受ける時にあなた一人だけではなかったはずです。

その人たちの座席を奪って自分が入ったわけです。

それなのにやめるのが勝手というのは間違っています。

入れなかった人の中には、

「どうしてもこの大学に入りたい。だめだったらあきらめて就職する。」

という人もいます。

それでつまらないという理由で辞めてしまうのは申し訳ないと思いませんか。

あなた一人が高校に合格したことによって、誰かひとり落とされています。

あなた一人が大学に合格したことによって3人から10人落とされています。

それが数千万、数億だったらもっと申し訳ないはずです。

あなた一人が生まれたことによって数千万から数億人が生まれてこなかったのです。

 

「好きで生まれたわけではない。」「生まれたかったわけではない。」

口にしてはいけません。すきで生まれてきたのです。

生まれたかったから生まれたのです。

他の人を蹴落としてきて生まれてきたのです。

何千万、何億と蹴落としてきてその代表として生まれてきたのです。

そういった人のためにも最後まで責任を持って生きていかねばなりません。

自決は人の命をとることと同じ

人の命を取ってははいけません。

その人の今後の人生を壊すからです。

その人の周りの人も壊されてしまいます。

容疑者の周りの人も悲しみます。

親などは責任を感じてしまうはずです。

ということは自決すると周りの人が2倍苦しみます。

今の苦しみから逃れたいから自殺するというのは

苦しみを他の人に渡すとも考えられます。

厳しく言うと自分が苦しみたくないから他の人に辛い思いをさせるとも見られます。

もったいないから

パズルを作っていたとします。

1つが2つになり、どんどん組み合わせてきました。

ここまで作ったのだから最後まで完成させたくなります。

途中でやめてしまい他のことをするのは良いことかもしれません。

他に何もできないのに途中でやめてしまうのはもったいないとしか言えません。

今までしてきたことがもったいなくありませんか。

つらかったことばかりです。

でもつらかったことが利子をつけて楽しことに変わって返ってきます。

それを味わう前にいなくなってしまってはもったいないです。

好きなアニメを人に勧めたとします。

結末を見ないで面白くないとは言って欲しくないはずです。

物語は辛いことの先に楽しいことがある。

辛いことの後に、もっとつらいことが待ってたとしても

それはそれで面白い。

人に話して笑ってもらおうと考えられるからです。

心が苦しくなるのは

強い風が吹いてきたとします。

あなたは両手に針のとげとげのついた手袋をしています。

「寒い寒い」

自分の両肩を両手で抱きかかえ、震えながらこすります。

とうぜん痛いです。血が出ます。苦しいです。

「なんで私だけこんな苦しい思いをしなければいけないの」

「こんなに苦しいのなら死んだほうがましだ」

この苦しみは強い風のせいなのでしょうか。

自分のとがった手のせいです。

人は自分の心の中には入れません。

心を痛めつけられるのは自分だけです。

自分が弱いことを知っているはずです。

弱い人を叩いてはいけないはずです。

傷つけたらかわいそうです。

自分を優しくなでてください。

悩んでいて、せっかく頭を抱えたなら

ほんの少し手を開いてなでてください。

そのあとの感情は人によってさまざまだと思います。

怒りが湧いてくるかもしれません。

その怒りを仕事や勉強にぶつけてください。

でも店長や、今まで友人と思っていた人を殴れということではありません。

今あるエネルギーを仕事や勉強に使い果たすということです。

最後に本当にやりたいことなのか

1つだけ願い事がかなえられるとします。

それでもあなたは「自決する」を選択しますか。

 

言ってみたい言葉

言ってみたい言葉や言ってほしい言葉があります。

10年後、20年後に「あのときしなくてよかった」

とそのとき一緒にいる大切な人に聞かせてください。

今は一人でも、未来に一緒になる人のために身体を大切にしておいてください。

 

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