小学4年生の算数ではどんなことを勉強するのでしょうか
小4算数の学習内容
小学4年生の算数ではグラフと表、割り算のひっ算・分度器と角度・たし引きかける÷の混じった計算・垂直平行・およその数・小数のかけ算割り算、分数のたし算ひき算、面積・空間図形など難しい学年と言えます。
わり算のひっ算
わり算の答えを商。たし算を和、ひき算を差、かけ算を積といいます。
わり算のひっ算は中学生、高校生でも使うので速くできるようにたくさん練習しましょう。
86÷20のような2けた÷2けたや102÷14などの3けた÷2けたも習います。
やり始めでは、いきなり正解する必要はなく、まず書くことから始めましょう。
わり算のひっ算は書き方になれることが大切
432÷18のひっ算では最初に43の中に18がいくつあるか考えます。
見つけにくいなら40の中に20がいくつあるかに書きなおして考えます。
わり算しにくいときは、およその数にする
角度 分度器と三角定規
分度器を使って角度を測るのはできそうです。
2種類の三角定規の角度をしっかり覚えましょう。
30・60・90度の直角三角形と45・45・90度の直角三角形です。
中学生でも高校生でも出てきます。
高校生では理科でもたくさん使うので今のうちに慣れ親しんでおくことをおすすめします。
2種類の三角定規の角度をおさえる
1億より大きな数
1の1万倍は1万です。1万の1万倍は1億です。
10倍すると左隣の桁(けた)に移動するので1万倍だと桁が左に4つ移動します。
だから大きな数では4けたで区切っていくと読みやすくなります。
1949500000000の読み方は? 1|9495|0200|0000
1 | 9495 | 0200 | 0000 |
兆 | 億 | 万 |
億の場所が9495なので9495億と読めます。
万の場所は200なので200万と読みます。
一兆 九千四百九十五億 二百万 になります。
大きな数は4けたずつ区切る
大きな数のかけ算
710×3500をするときにひっ算をしますが。1の位から0が続くときははじいて筆算してください。
71×35をひっ算して2485と出します。
ここにはじいた0を3つつけて2485000がこたえになります。
710×3500=71×10×35×100=71×35×10×100
わり算
わり算は同じ数ずつ公平に分けることです。
3年生ではまず、必ずピッタリ分けるわり算を習います。
12÷3=4 12個あるおはじきを3人で分けると1人何個か?
3人とも6個持っていると3×6=18 おはじきは足りなくなります。
3人とも5個持っていると3×5=15 おはじきは足りなくなります。
3人とも4個持っていると3×4=12 初めのおはじきの数と同じになります。
12÷3では3の段のかけ算を言います。
さんいちが3さんにが6さざんが9さんし12
わり算ではかけ算が大切
時間の考え方
9:50から10:40までは何分間でしょう?教科書にある問題です。
60になる組み合わせを練習すればできるようになります。
30と30 20と40 10と50 15と45 25と35などです。
今回は50と10で60になることを利用します。
9:50から10分たつと10時になり、10時から10:40までは40分たっています。
10+40=50分が答えになります。
時計の問題は60になる組み合わせの練習をする
75秒は何分何秒か?教科書にある問題です。
75秒から60秒を引いて残りは15秒
75秒=60秒+15秒だから1分60秒になります。
時計の問題は60を1かたまりと考える
かけ算のひっ算
30×2はいくつでしょう?
30は10人の列が3組あると考えて、先頭に3人いるとします。
30×2=10×3×2=10×6 10人の列が6列できたから60人になります。
0があるときは、いったんはじいて計算する
また72×3のような2けた×1けたのかけ算も学習します。
同じように216×3のような3けた×1けたも習います。
かけ算の工夫
すべて掛けるのときは、どこからかけても答えは同じになることを利用します。
5×7×8で5×7をさきにするとひっ算が必要になってしまいます。
しかし5×8を先にすると40×7になり、ひっ算の必要がなくなります。
この考えは中3の√でも使うので繰り返し練習しておくといいことがあります
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