高校入試が近づいてきました。最も点数をとりにくいのが数学です。
高校入試までに数学で知っておくべきこと
数学が苦手だから「他の科目で点を取ればなんとかなる」
と言ってあきらめていませんか。
高校に合格しても高校入学後も数学があります。
ついていけなくて、こんなつらい思いをするために高校に入ったのかと悩んでしまうこともあります。
出来るだけ早めに対策をして何とかしなければいけません。
入試までにどんなことをすればよいかを中心にまとめました。
高校入試数学ではどんな問題が出るか
どんな問題が出るか知らないと不安になります。
試験直前に緊張してしまいます。緊張により持っている力が出せないということにつながります。
だから知ることが大切です。
近年では【第1問に基礎の基礎】【第2問に基礎的な作図、データ、確率、連立の文章】
【第3問に1次関数2次関数】【最後に空間図形と平面図形】が主流になっています。
この他に最終問題に【規則性】を出題するところもあります。
自分の地域の過去問でこれらをチェックすれば有利に働きます。
第1問の基礎の基礎
多くの都道府県で基礎の基礎を6問から10問出題しています。
内容は≪足し算引き算≫≪かけ算わり算≫≪方程式≫≪連立方程式≫≪因数分解≫≪2次方程式≫≪平方根≫などが多いです。あまり差がつかない所なので速く正確に解いていきたいところです。
5分ほどで出来るようになるまで練習してください。
第2問 作図 データ 確率 連立方程式
第2問は作図、データの分析、連立方程式の文章問題を含めた基礎的な問題が出題されています。
基礎的な問題と言いましたが、結構差が出てきます。
差が出る要因は得意不得意ではなく、対策しているか訓練を積んでいるかです。
高校入試での作図
ほとんどの県で出題されている作図の問題ですが、見た目は違っても内容はほとんど同じと言えます。
作図の仕方は【垂直2等分線】【角の2等分線】の2パターンと言えます。
垂直2等分線は二等辺三角形の性質を利用した方法で、2点からの距離が等しい点の集まりを描きたいときに使います。
角の2等分線は直角三角形の合同を利用した作図法で、2直線との距離が等しい点の集まりを描きたいときに使います。
この2つの交点Pとする問題が最も多く出ています。
その他の作図のパターンは垂線を下ろすものぐらいです。
データの問題
近年の流行りと言えるデータの散らばりの問題ですが大きく2つあります。箱ひげ図とヒストグラムです。
箱ひげ図はデータを前半と後半に分けて、前半の真ん中と後半の真ん中を見やすくしたものです。
だから中央値が大切になります。
ヒストグラムとはデータを棒グラフにしたもので、最頻値がわかりやすくなっています。
ここでも大切なのは中央値です。
問題で中央値のことは必ず聞かれます。しっかり中央値を理解してください。
中央値とは真ん中の人の成績のことです。
5人いたら3番目の人の成績です。
6人いたら3番目の人と4番目の人の成績をたして2で割ったものです。
出題法はアイウエから正しいものを選ぶものが多いです。
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