「やっぱりあいつは許せない。」「むかつく、私は悪くない。」
何年も前の嫌なことを思い出して腹を立てていませんか?
おかげで具合が悪くなった
過去の出来事で腹を立ててしまう。
全くの言いがかり。理不尽な仕打ち、責任を擦なすり付けられた。
うさばらしの標的にされた。意図的に恥をかかされた。
思い出すだけで頭にきて、その日は睡眠にも影響が出てしまう。次の日の目覚めも悪く体調も悪くなっていた。
「あいつのせいだ。」
それでまた腹が立つ。
時間のむだ
でもそんなことをしても時間のむだ。嫌な人と関わっていたことでさえ無駄な時間を過ごしてきたのに、そいつのせいでまた時間をとられるのは大損。
2重3重の損になり相手の思うつぼ。
間違っても仕返しをしてはいけない。いっときのスッキリを味わってはいけない。
麻薬に近い危険な行為。嫌なことをされると仕返しをするというのが染みついてしまう。
少しのストレスを感じると当たり散らすようになってしまう。
嫌な奴のせいで、きれいな自分の性格を悪い方向に変えてしまうから仕返しはよくない。
仕返しに繋がってしまうから思い出すのはよくない。でもどうしても思い出してしまう。
じゃあどうすればよいか。
自分を慰める
人に話してスッキリするのも解決法ですが、その人の悪口を言って終わってしまう恐れがある。
1人で解決するには自分を慰める。「嫌なことがあったんだ。かわいそうに。これから幸せにならないと損だから楽しもう。」
自分を褒める。「やさしいね。よく頑張ったね。そんなことされてやさしい振る舞いが出来るなんて根っからやさしい人なんだね。」「周りのいい人たちにはもっと優しくしなきゃね。」
その嫌な人のおかげで周りの人がまともな人に見えてくる。
どうしても許せないとき
それでもどうしても許せないというのは自分自身がちょっとしたことで腹を立てて許さない性格だということ。
執着するということは、過去の嫌な奴にゴムひもの片方を持たれているようなもの。
前に進もうとしてもどんどんゴムがかたくなり先に進みにくくなる。
だからとっとと自分から手を放して楽になって進んだ方がお利口です。
そうすれば身体がらくになるし、放されたゴムはそいの顔にぶつかる。
ねじくれた方というのはきっと誰かとぶつかる。
問題が起きてしっぺ返しを受ける。天罰というやつ。
手を緩めると前に進むことが出来る。それに相手にもゴムがパチンといく。
それを知っていれば執着していた自分を許してあげられるようになる。
相手が痛い目にあっている姿を見られないのは少し残念ですが、
今、 目の前にいる人たちと笑顔で過ごしているほうが楽しくて幸せ。
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