学生に将来何になりたい?
と聞くと多くの方が、人の役に立てる仕事に就きたいという。
若い人は人の役に立ちたがっている
なぜ人の役に立ちたいと思う人が多いのか。
世の中で人の役に立っているのだろうかと悩んだことがあるからだと思う。
褒められないのが原因
あまり褒められたことがないのが原因だ。親は褒めるのが下手だから気にする必要はない。
小さいころはちょっとしたことでたくさんほめられてきた。
「すごいね」「かわいいね」「頭いいね」「もう歩けるの」
勉強で順位が出たり通知表で評価が出たりするせいか、大きくなるにつれて褒められなくなる。
存在するだけで役に立っている
いるだけで十分に世の中の役に立っている。
その証拠にもしいなくなったとしたら家族も友人もとても悲しんでしまう。
それにこれから出会う友人、上司、結婚相手、子供、多くの人たちとたくさん話をするはずなのに、それもなくなる。
いるだけで多くの人を支えていることになる。
自分が役に立っていないと思うのは直接感謝の言葉をもらっていないからだ。
だから「ありがとうございます」言われる仕事に就きたいと思ってしまう。
もう少し細かいことを言うと働くだけで世の役に立っている。
人手不足を解消しているし、稼ぐと税金を払うので大きく貢献することになる。
どうするか
敏感で感受性が強いから深く傷ついて悩んでしまう。
すべてを受け切って痛みを感じる必要はない。
つらいことは無理にやらないくてもいい。
もし自分にミサイルが飛んで来たら受け止める人はいない。
近づかないか、上手にかわすか。「なぜよけた?」と聞かれたら自信をもって答える。
「私は世の中に必要だから。」
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