ストレスと水魚の交わり

自己啓発

魚は水があるから生きていける。

魚は水のことを意識していないかもしれない。

水があるのを当たり前と思っている。

寝るときも水の中なので、水がベッドになっている。

重い水が毛布代わりになっている。

水が食堂にもなっていて、前に進むための道にもなっている。

仲間が横から来たら交差点にもなっている。

動物と重力

虫は幼虫のとき、「重力と反対向きに進め!」と教えられているが、

動物は重力を意識していない。気づいていないけれど

動物は重力のおかげで木に登れたり下りることもでき、ぶら下がって休むこともできる。

高くジャンプして気持ちがいいのは重力のおかげである。

人間はストレスに苦しむ

悩んでいる人が多いストレスは、大きすぎると病気の原因になる。

重力がないと人間はまっすぐ歩くことが出来ないように、

ストレスがないと道を踏みはずしやすくなる。

生まれながらに自分は偉いんだと勘違いしている人や、金持ちなのか何でも手に入れられる方は、外れた道を歩きたがる。

薬で消毒された道を歩いているうちに、麻痺をして迷路を抜け出せなくなる。

例えば学校や会社を辞めてストレスのない状況に置かれたとする。

今まで身体を押さえつけ支えていたものがなくなって、初めのうちは心地よく感じるかもしれない。

しかし今度は心の抑えがきかなくなり秩序を乱す。

ストレスはありがたい

だから仕事で責任を押し付けられ理不尽な思いをしても、言いがかりをつけられても、

学校で「この勉強は将来何の役に立つのだろう。」とか疑問に思っても

「今日もストレスをありがとう」ぐらいの余裕をもって対応する。

そうすると知らないうちに成績が上がって褒められたり、人から尊敬されていたりする。

繰り返しているうちにストレスと自分は水と魚のようになっている。



ストレスは自分を支えてくれたり磨いてくれる道具

 

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