「親は私のことなら何でもやってくれる」「親はいつも僕のことを考えている」
「親は私の言うことに逆らえない」
大きな勘違いをしている。考え違いをしている自分に、いつか
立ち直れないくらいの大きな痛みが来てしまう。
いつかいなくなる。
親をずっといるものだと思っている
ずっといるものだと思っていると、いなくなったとき穴が埋められない。
それどころか、その穴は落とし穴になって自分を苦しめる。
「あれ急に低くなったぞ。私はこんな位置にいたのか」
落とし穴から抜け出せなくなる前に
落とし穴から抜け出せなくなる前にやることがある。
親が生きてるうちにしなければならないことがある。
親のことを深く考える。いなくなってから考えてもよけい悲しくなる。後悔する。
生きているうちに親の気持ちを考える
「お母さんが小さかったころ何をして遊んでいたのだろう。」
「何になりたかったんだろう。」
宿題はちゃんとやっていたのか。何部だったのか。
朝何時に起きていたのか。話を聞いてみると良い。
いつもは早く起きて朝ご飯を作ってくれているけど子供のころはよく寝坊していたんだ。
学校での勉強の様子はどうだったのか。得意科目は?
子供のころ嫌いな食べ物は?私と同じだったんだ。
「でもお母さんは今は食べているけど何で?」
私にも食べてほしいから?手本見せてくれていたんだ。
「将来に何なりたかったの?」なんであきらめちゃったの。早く結婚したからなんだ。
時間が無くなっちゃったんだ。
夢の実現のための時間を私のために使ってくれていたんだ。
お父さんは、朝早く家を出て遅くに帰ってきて。
日曜日家にいると邪魔なんだよね。
お父さんは今どんな仕事をしているんだろう。通勤時間は?
お昼は何を食べているのだろう。家では酒とつまみだけで、お昼は米を食べているのかな。
仕事ではきっと嫌なことがたくさんあるよね。簡単にうまくいかないよね。
それでも家では仕事の話はしないな。聞いてあげればよかったな。
それに比べれば勉強の方が楽か。
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