心とは何か?
心とは人の中にある湖のようなもの
湖に石を投げれば波紋が出来るが、やがて静まる。
しかし小さな波紋に動揺して騒ぎ立てると、かき混ぜられて全体が揺れてしまう。
遠くで楽しそうに浮かんでいるボートをひっくり返してしまう。
落ち着かせないと何をやってもうまくいかなくなってしまう。
湖はきれいにしておく
湖をきれいにしておくと、きれいな生き物が住むようになる。
汚してしまうと「まあこれもいいか」とゴミを沈めたがる。
それが習慣になってしまって色が変わってくる。
粘性も強くなってしまうのでネチネチする。汚れを自覚してしまう。
自分の汚れだけが目立たぬようにと、ずるい人たちが群がるようになる。
ゴミを押し付けあっても減ることはない。
温かくしておくときれいな魚が住む。
サンゴに魚が寄ってきて、呼吸が整いやすいのか休んだりスヤスヤ眠ったりする。
「お前といるとなんか落ち着くんだよな」
いろいろな人に安心感を与える。
冷たくされて凍えている人を温めることが出来る。
冷たい行動で湖に氷が張る
人に意地悪したり冷たくしていると湖に氷が張ってしまう。
自らが冷やされてしまうし、氷で滑って大けがをする。
忍耐強くしていると湖は深くなる。
容積が大きくなり温かさを保てるようになる。
たくさんの生物が住めるようになるので毎日が楽しくなる。
深海魚が明りを照らしてくれるので、自分を見失わなくなる。
すぐ怒る人は湖が浅い。
干からびてきて生物が住めなくなる。周りに誰もいなくなる。
そうなったらゴミ拾いから始めて、やさしさを分けていただくしかない。
心は人のためにあるようだ。
でもすぐ自分に返ってくるので結局は自分のためにある。
コメント